クウェートで湾岸戦争が勃発し、ソビエト連邦が崩壊。東京都庁が丸の内から新宿に移転し、大相撲では千代の富士の引退とともに若貴ブームが席巻。『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』などのトレンディドラマとともにCHAGE and ASKAの『SAY YES』やKANの『愛は勝つ』、槇原敬之の『どんなときも。』がヒットした1991年。プロレス界では崩壊したUWFが藤原組、UWFインター、リングスの3派に分裂。新日本では初開催のG1を蝶野正洋が制し、全日本では敵なし状態だったジャンボ鶴田を三沢光晴が撃破。劇的な展開を見せた。