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1984年の週刊プロレス
1984年に発行された週刊プロレスのバックナンバー全51冊(No.25〜75)をまとめました!
◆新日本から離脱者続出!◆前田日明UWF旗揚げ
◆藤原喜明がテロ行為◆クラッシュ・ギャルズ大人気
◆三沢タイガー誕生◆鶴田が日本人初のAWA戴冠
ロサンゼルス五輪の柔道で山下泰裕が左足を負傷しながらも金メダルを獲得し、グリコ・森永事件が混乱を巻き起こしたこの年、プロレス界では新日本からの離脱者が続出しUWFとジャパン・プロレスが勃興。全日本では2代目タイガーマスクがデビューし、全女ではクラッシュ・ギャルズが台頭するなど新時代の芽吹きも。
〔1984年の主な出来事〕
1月18日 前年の引退宣言以来沈黙を保っていた佐山聡がタイガーマスクとしてテレビ朝日「欽ちゃんのどこまでやるの」に出演。番組中に虎のマスクを脱ぎ、素顔を公開。近い将来のリング復帰を宣言した。
⇒No.27
1月29日 新日本の剛竜馬が巡業先で失踪。のちにUWF移籍組が続々と同様の行動を起こすが、これが最初。
2月3日 新日本札幌の藤波辰巳vs長州力のWWFインターヘビー級戦で、藤原喜明が入場時の長州を花道で急襲。長州が負傷したため試合は不成立に。藤波は「こんな会社、辞めてやる!」と吐き捨て会場をあとに。
⇒No.29
2月23日 全日本蔵前にてインター・ヘビー級王者のジャンボ鶴田がAWA世界ヘビー級王者のニック・ボックウインクルとのダブルタイトルマッチを制し、日本人初のAWA世界王者に。
⇒No.32
3月2日 前田明(日明)とラッシャー木村が新日本浅瀬大会を無断欠場。
⇒No.33
4月11日 大宮スケートセンターにてUWFが旗揚げ。前田はこの日からリングネームを本名の「日明」としてメインイベントに出場しダッチ・マンテルに勝利。
⇒No.39
4月26日 ジャイアント馬場が前日の試合でスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディの合体パイルドライバーにより首を負傷したため、全日本大宮大会を欠場。1960年9月のデビュー以来の連続出場記録が3764でストップ。
⇒No.41
6月14日 新日本蔵前でアントニオ猪木vsハルク・ホーガンのIWGP決勝戦。2度の延長戦の末、長州が乱入し両者にラリアットを打ち込む混乱の中、猪木がリングアウト勝ち。この結果に観客が怒り暴動に。
⇒No.48
6月27日 藤原と田伸彦(延彦)がUWF入団を発表し新日本を離脱。
⇒No.50
7月16日 UWFが東京・世田谷区大蔵で道場開き。
⇒No.53
7月23日 UWF後楽園にて佐山がザ・タイガーとして354日ぶりに復帰。田伸彦と組み前田日明&藤原喜明と対戦。
⇒No.54
7月31日 全日本蔵前にて2代目タイガーマスク(三沢光晴)が初お披露目。
⇒No.55
8月2日 蔵前国技館にて新日本がプロレス最終興行。猪木が長州にグラウンド・コブラツイストで勝利し、この年のプロレス大賞ベストバウトに。
⇒No.55
8月25日 全日本女子後楽園にて長与千種&ライオネス飛鳥のクラッシュ・ギャルズがジャンボ堀&大森ゆかりを破りWWWA世界タッグを奪取。ビューティ・ペア以来となる久しぶりの女子プロレスブームがスタート。
⇒No.59
8月26日 全日本田園コロシアムにて2代目タイガーマスクがデビュー戦。ラ・フィエラに勝利。
⇒No.58
9月3日 全日本広島にてジャンボ鶴田&天龍源一郎がブルーザー・ブロディ&クラッシャー・ブラックウェルとの王座決定戦に勝利し、インターナショナル・タッグ王座を獲得。全日本の看板タッグに。
⇒No.60
9月11日 新日本の木戸修が突然のUWF移籍表明。
⇒No.61
9月21日 維新軍の長州力、アニマル浜口、谷津嘉章、小林邦昭、寺西勇が新日本を離脱。元新日本営業部長の大塚直樹氏が設立した新日本プロレス興行(10月15日にジャパン・プロレスに社名変更)への移籍を発表。25日には永源遥、栗栖正伸、保永昇男、新倉史祐、仲野信市、27日にはキラー・カーンも新日本から新日本興行に移籍。
⇒No.62
⇒No.63
11月14日 全日本が新日本のMSGタッグリーグ戦出場をキャンセルしたダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミスの「84世界最強タッグ決定リーグ戦」参加を発表。“爆弾移籍”に衝撃が走る。
⇒No.70
12月2日 全日本後楽園にて大仁田厚がマイティ井上のNWAインターナショナルジュニアに挑むも敗れ、戦前の公約通り引退を表明。これがレスラー人生最初の引退で、5年後に復帰。
⇒No.73
12月4日 ジャパン・プロレスが高松で事実上の旗揚げ戦となるチャリティー興行を開催。長州はメインで怪覆面X(正体は渕正信)に勝利。
⇒No.73
12月5日 UWF後楽園にてスーパー・タイガーが藤原喜明とフォールナシの特別ルールで対戦し、キックの雨を降らせてKO勝ち。衝撃を呼ぶ。
⇒No.73
'84を揺るがす男、ビンス・マクマホンの全米制覇の野望と日本進出の謎、カギ握るホーガンと“タイガーマスク”。テリー・ファンク、カムバック説に答える
1984/1/24号(No.25)
“合同興行”にアントニオ猪木の本音。「2人は闘うしかない」鶴田、藤波に同質問インタビュー。全米人気No.1タッグチーム、フリーバーズ参上
1984/1/31号(No.26)
日本を巻き込んだマクマホンの野望、カギ握るフジテレビ4月水曜8時プロレス放映に踏み切るか!? これがタイガーのニューマスクだ! 新王者シークの栄光の陰にあった悲惨と屈辱
1984/2/7号(No.27)
ホーガンに来日即日インタビュー。フジ水曜8時プロレス放映へ始動!番組名「スポーツスクランブル」。タイガー、テレ朝の「契約違反」に反撃。マクマホンの野望、前進。バックランドはAWA入りか?
1984/2/14号(No.28)
アントニオ猪木、噂の“トレード”の真相を村松友視に語った。フジテレビ、新団体と契約済み! 名称は「ユニバーサル」か「ワールド」か?!
1984/2/21号(No.29)
悲報!若きUN王者デビッド逝く。最後の声となった死前日のインタビュー。“疑惑の新団体”ユニバーサルとフジテレビとのミステリアスな関係
1984/2/28号(No.30)
新団体、旗揚ピンチ!フジテレビのプロレス放映に陰り。“さよならデビッド”故国へ帰還。佐山聡、タイガージムオープン
1984/3/6号(No.31)
鶴田、日本人初AWA奪取、天龍もUN王者。4月に何かが起こる!ザ・タイガー、新間寿と決別、新団体から新たに誘いの手。ハルク・ホーガン、WWFヘビー初防衛
1984/3/13号(No.32)
新団体ユニバーサル、事務所開設。4月11日大宮旗揚げ興行へ急ピッチ。坂口征二、IWGP、“合同興行”を語る。失踪レスラー続出、新日プロ大ピンチ
1984/3/20号(No.33)
フジがプロレス放映をやめた理由。全日本軍団、米サーキット特報!! 本誌米特派員、ガニアに直撃インタビュー「これが米レスリング・ウォーの真相だ!」
1984/3/27号(No.34)
ザ・タイガー“全日本マット登場”馬場帰国後決断!7月か? ホーガン、バックランド参戦か?謎多いUWFオープニングシリーズ。初公開!ダイナマイト・キッドのプライバシー
1984/4/3号(No.35)
蔵前3・24全日本、4大タイトルマッチ。できるのか?UWF、4月1日「参加全レスラー発表」。IWGPシリーズメンバー、日程決定! スチュ・ハート一家、独占初公開
1984/4/10号(No.36)
UWF完全浮上!4・1公式発表の激震度。鶴田“馬場の夢”ダブルタイトルへgo! キッドとカーンのストリートマッチ。藤原喜明、高田伸彦が示現流入門
1984/4/17号(No.37)
UWFオープニングシリーズ開幕!ファンはUWFの“新しいプロレス”に何を期待する。前田明inN・Y。チャンピオン★インタビュー天龍源一郎
1984/4/24号(No.38)
3団体時代、復活。UWF渾身取材オープニング4・11、12。天龍UN防衛。豪華メンバー“PWFタッグ”スタート
1984/5/1号(No.39)
5対5!正規軍、維新軍を下す。新日本、UWF吸収へ!新間顧問、猪木の協力要請に応じる
1984/5/8号(No.40)
“UWF‐新間”き裂か。浦田社長、吸収案に反発!次期シリーズ決行宣言。ジャンボ鶴田「チャンピオンに聞く」、古舘伊知郎「維新戦争を語る」。前田の進む道はゴッチかテーズか?
1984/5/15号(No.41)
UWF、収拾案以後の新日本の攻撃プラン。鶴田vsニックAWA防衛、フレアーvsスティンボートNWA防衛。アドニスのマイホーム。高田伸彦マラソンに挑戦
1984/5/22号(No.42)
復活ザ・タイガー、UWFへ! 猪木IWGP雪辱に手応え!リーグ戦全カード完全取材。カール・ゴッチ&高田伸彦。ケリー・フォン・エリック。馬場、CMで堀ちえみの教官に?!
1984/5/29号(No.43)
新風呼ぶザ・タイガーの参戦志願、どう応じるUWF。新間寿のプロレス界引退声明!! 鶴田、無念!AWA王座去る! 新王者ケリーを祝福するエリックファミリー
1984/6/5号(No.44)
長州力&マサ斎藤1千万円賞金マッチ勝利宣言! アントニオ猪木&村松友視テーブルマッチ。ザ・タイガーUWFで復活決定! これが全日本プロレスだ!田コロ大決戦
1984/6/12号(No.45)
前田らフリー宣言否定会見、UWF新生宣言! 猪木IWGP標的はやはりアンドレ。フレアー夫妻in浅草。猪木&ブラジル大統領。IWGP外人レスラーをフォーカス
1984/6/19号(No.46)
IWGP蔵前へ一直線! 維新軍IWGP懺悔、以後へ秘戦略練る! カブキ、上田の毒霧怪奇戦。前田らUWF江ノ島で特訓!
1984/6/26号(No.47)
猪木、優勝!IWGP総集特大号、開幕戦から優勝決定戦をふりかえる。特写!ザ・タイガー、前田再会。新連載・マクマホン親子、過激なるロード
1984/7/3号(No.48)
猪木、ホーガン再戦は8・26決戦へ!ザ・タイガー、新格闘技マッチで復活第1戦。前田&タイガー、ビッグ対談。異色対決!藤波辰巳と赤川次郎。テロリスト藤原、故郷に帰る。シン、上田の千代の富士訪問
1984/7/10号(No.49)
電撃移籍!藤原、高田、UWFへ。揺れる新日本サマーファイトシリーズへ突入。大塚直樹が全日本に賭けるもの
1984/7/17号(No.50)
長州力の「俺の言い分!」。新日本の「プロレスの原点」は喪失したのか?苦悩する藤波辰巳に問う! 藤波vsカネック、キッドvsコブラ2大タイトルマッチ。高田「ただいま前田サンちの居候」
1984/7/24号(No.51)
藤原一家、伊豆大島で大特訓。前田、WWFインタベルト放棄! フリーバーズ100万ドルでWWFに引き抜かれる! 鶴田、幸せジャンボな婚約発表
1984/7/31号(No.52)
ザ・タイガー復活第1戦UWF「無限大記念日」速報!! 7・20サッポロ、藤波VS長州、キッドVSスミス。全日本、次期シリーズはまさにスーパーメンバーだ
1984/8/7号(No.53)
創刊1周年記念特大号。キミは見たか、UWF記念試合を!独占インタビュー、ザ・タイガー“復活の日”。全日本に“タイガーマスク”出現!正体は? MSGアントニオ猪木バトルロイヤルで優勝
1984/8/14号(No.54)
佐山を超えるか!? 全日本に2代目タイガーマスクが初登場/ザ・タイガー、山崎とともにUWF入り決定!/猪木vs長州“最後の蔵前”決戦/小倉由美、コアラのような愛くるしさ
1984/8/21号(No.55)
新生タイガーマスクの秘密兵器は?梶原一騎にインタビュー。佐山、UWF道場で練習開始! 坂口、社員旅行で家庭サービス。アントニオ猪木VS村松友視inパキスタン
1984/8/28号(No.56)
新日本に“キン肉マン”登場!!3団体マスクマン大戦争。高田伸彦の新居訪問。俺たちの夏休み・鶴田&天龍&大仁田&渕。'84プロレスグランプリ<上半期>発表
1984/9/4号(No.57)
やっぱり出た!悪役“キン肉マン”。田コロドリームマッチ完全特報、2代目タイガーマスクデビュー。テリー・ファンク“復活”の可能性
1984/9/11号(No.58)
長州、キラー・カーンは大丈夫か?“キン肉マン”ことストロングマシーン猪木に挑戦。藤波VSバックランド。世界最強ジュニアタッグリーグ開幕
1984/9/18号(No.59)
9・7UWF嵐のメインエベント、スーパー・タイガーVS藤原喜明。猪木、怪覆面ストロング・マシンを怒りの制裁。インタータッグ奪取“鶴龍時代”突入
1984/9/25号(No.60)
9・11UWFに未来は見えた! テレビ東京、プロレス放映決定。スタジオ特写“第2のファンクス”ゲレロ兄弟。スーパー・タイガー、前田撃破でUWF実力No.1に
1984/10/2号(No.61)
猪木、アティサノエに完全勝利。鶴田、ジャンボな結婚式。新連載・時代は今、変革期ザ・UWF。ストロング・マシン軍団、リッキー・スティンボート
1984/10/9号(No.62)
新日プロ離脱選手、計11名! 強化合宿で再出発誓う、新生新日プロ19名。藤波辰巳「俺が動かなかった本当のワケ」
1984/10/16号(No.63)
10・5動乱の中、3団体開幕。全日本、日テレゴールデンタイム<来春>決定濃厚! 消えた2人、木村は新日。剛は? マサ斎藤に現地インタビュー。これが“UWF必殺技”の秘密だ。
1984/10/23号(No.64)
奇想天外!プロレス小説今週から出現。ウラを読もうとせず、すなおに楽しんでください。テリー、アマリロでカムバック宣言。UWFのプロレスを九州ファンはどう見たか! カブキをスタジオ特写
1984/10/30号(No.65)
新日本VS大塚・全日連合、対立激化。佐山激白「UWF移籍は潔白です」。浦田社長、逮捕後の「事情説明」
1984/11/6号(No.66)
今、告白するとき…佐山聡手記=新連載「パンクラチオンへの道〜理想のプロレスを求めて」。クラッシュ・ギャルズ空手特訓
1984/11/13号(No.67)
ザ・ファンクスVSウォリアーズ。「全日本をジャックしてやる!」マサ斎藤インタビュー。新日、全日、11・1波乱の最終戦。NWA、AWA連合、NYへ進撃!片やマクマホン、サンマルチノ、ブリスコ兄弟と結束
1984/11/20号(No.68)
スクープ◎新日、UWF2度の“密会”馬場、佐山、前田、高田に誘いの電話の全内容!! 新日、UWF合同興行12月末実現。佐山、深夜の必殺トレーニング。女子プロ、いま熱きリングの乙女たち
1984/11/27号(No.69)
マクマホンJrと馬場、激突の密会。“男の修羅”馬場VS猪木積年の決着正念場
1984/12/4号(No.70)
最強タッグも開幕!3団体、日本縦横大激戦。最終戦でみせる佐山「フォールなしの新ルール」。藤波、プロレスサミット提唱の波紋。'84プロレスグランプリ投票開始!
1984/12/11号(No.71)
猪木はいま何を考えてるんだ! 新日本は食われるのか!?オールスター・ウォーズの脅威、猪木、反撃の口火、切る!
1984/12/18号(No.72)
週プロは願う!来年こそは明るく輝く年であることを。猪木、藤波組MSGタッグ初優勝。75日ぶりの長州力。UWFをリングの真上から撮った! この一番注目!ハンセン組VSキッド組
1984/12/25号(No.73)
世界最強タッグ鶴田&天龍組優勝。ジャパン・プロ東京旗揚げ。新日本、フィリピン遠征。長州力、全日本リングついに登場。レイス&ニックなるほどザ・サムライ、キッド&スミスニッポンの旅情
1985/1/1号(No.74)
新年特大号。'85年は明るくなるか?やっぱり暗いか?鶴田、藤波、長州、佐山のそれぞれの見解。レスラーの年賀状公開。長州ら日本テレビ登場の噂の真相。本誌が選んだ'84年10大ニュース
1985/1/8&15号(No.75)
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