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1983年の月刊プロレス&週刊プロレス
1983年7月の創刊号から同年末までに発行された週刊プロレスのバックナンバー全24冊(No.1〜24)と、月刊時代の『プロレス』1〜6月号をまとめました!
◆週刊プロレス創刊◆猪木舌出し失神事件
◆タイガー突然の引退表明◆長州ら維新軍結成
◆新日本でクーデター◆テリー引退試合
NHK連続テレビ小説『おしん』(4月4日放送開始)が最高視聴率62.9%を記録し、東京ディズニーランドが開園(4月15日)、任天堂が「ファミリーコンピューター」を発売(7月15日)。そんな中、日本初のプロレス専門週刊誌『週刊プロレス』が創刊した。
プロレス界ではIWGP決勝でのアントニオ猪木の失神事件をはじめ、タイガーマスクの突然の引退表明やテリー・ファンクさよならシリーズの開催、長州力らの維新軍結成などが話題に。
〔1983年の主な出来事〕
1月11日 全日本後楽園のシリーズ開幕戦に高千穂明久がザ・グレート・カブキとして初登場。フェースペイントと毒霧が人気を呼び“カブキ・ブーム”に。
3月4日 新日本相模原のメインでアドリアン・アドニス&ボブ・オートン・ジュニアが木村健悟に対しハイジャック戦法を披露。ここからタッグにおけるツ―プラトン攻撃がブームに。
⇒1983年4月号
4月3日 新日本蔵前で長州力が藤波辰巳のWWFインター・ヘビー級に挑戦。ラリアットで3カウントを奪い王座奪取(この年のプロレス大賞ベストバウト)。
⇒1983年5月号
4月13日 前田明(日明)がイギリス遠征からゴッチ道場を経て1年2カ月ぶりに凱旋帰国。トレーニングパートナーを務めた田延彦も同時に帰国。
⇒1983年6月号
5月6日 新日本福岡大会より「IWGP決勝リーグ」が4週間オフなし28興行で開幕。
⇒1983年6月号
5月7日 全日本女子川崎にて女子プロレス初の髪切りマッチ。WWWA世界シングル王者のジャガー横田がラ・ギャラクティカに敗れ丸坊主に。
6月1日 5月途中から新日本のシリーズをボイコットしていた長州力&アニマル浜口がフリーとなることを宣言。
6月2日 新日本蔵前でのIWGP決勝戦でアントニオ猪木がハルク・ホーガンのアックスボンバーを受け舌を出して失神、KO負け。病院へと搬送される。当日夜のニュース番組や翌朝の一般新聞でも報じられた。
7月28日 ベースボール・マガジン社から日本初の週刊プロレス雑誌「週刊プロレス」が創刊。それまでの月刊「プロレス」が週刊誌化。定価250円だった。
⇒No.1
8月10日 タイガーマスクがテレビ朝日と新日本に契約解除を申し入れる文書を送付。12日に佐山聡が新日本事務所を訪れマスクとNWA世界ジュニアベルトを返上。
⇒No.4
8月26日 猪木、坂口征二、新間寿氏の渡米中に新日本社内でクーデターが勃発。猪木が社長職、坂口が副社長職を追われ、新間氏が謹慎処分に。2日後の田園コロシアムでラッシャー木村を破りカムバックした猪木は「オレの首を刈っ斬ってみろ!」とクーデターを企てた社員をアジテート。
⇒No.7
8月31日 全日本蔵前でテリー・ファンクが引退記念試合。兄ドリーとのコンビでスタン・ハンセン&テリー・ゴーディと対戦し、テリーがゴーディにダイビング回転エビ固めを決め、有終の美。
⇒No.8
10月5日 長州、キラー・カーン、浜口、谷津嘉章の4人が「維新軍団」を結成。
⇒No.13
11月3日 新日本蔵前で正規軍vs維新軍の4対4対抗戦がおこなわれ、維新軍が勝ち越し。
⇒No.17
12月8日 新日本蔵前にて猪木&ホーガンがディック・マードック&アドリアン・アドニスと優勝決定戦をおこない「第4回MSGタッグリーグ戦」を制覇。2年連続優勝。
⇒No.22
12月12日 全日本蔵前にてハンセン&ブルーザー・ブロディがジャンボ鶴田&天龍源一郎に勝利し「世界最強タッグリーグ戦」初優勝。
⇒No.22
猪木&ホーガン初黒星、ハンセン&ブロディ大暴走! 新日本「MSGタッグリーグ」&全日本「最強タッグリーグ」追跡リポート/タイガーマスク米国入りでWWFに旋風/新春特別企画・鶴田&藤波対談/必殺技ベスト12
プロレス1983/1号
全日本と新日本が史上初・同日同所興行、舞台裏を徹底リポート/ケンカファイトで前歯4本失う…前田日明の英国遠征報告/若き渕正信も武者修行中/“ダラスの旋風”エリック兄弟/斎藤&長州&小林がWWFで大暴れ
プロレス1983/2号
全日本の“IWGP潰し”に「冗談じゃないよ」坂口&新間氏を直撃/馬場&鶴田の師弟対談/猪木、はぐれ軍団との1対3で大暴走/露天風呂から猪木vs村松テーブルマッチ/若きケロちゃん×田対談/カブキクローズアップ
プロレス1983/3号
高千穂がカブキになるまで/鶴田が“世界のスーパーアイドル”リッチ下しUN防衛/カブキとシンが大乱闘/“ポスト猪木”前田と谷津がアメリカで出世レース/WWFが取材拒否、その理由は?/プロレスGP6部門決定
プロレス1983/4号
全日本、選手権ラッシュの豪華シリーズ開幕/IWGPアジア予選で猪木がラッシャーに疑惑の勝利/長州が藤波からWWF王座奪取/若き三沢が大仁田に挑む/引退決意固いテリー、させたくない馬場の本音/渕インタビュー
プロレス1983/5号
“世紀の祭典”IWGP開幕戦で猪木敗れる/ハンセン&ブロディが馬場&鶴田を破り最強タッグ制覇/越中が三沢を下しテーズ杯V/猪木が“スーパールーキー”前田を語る/ブロディが明かす“ファン暴行”の過去
プロレス1983/6号
週刊第1号! 時代はプロレスの味方、だから週刊誌/タイガーマスクは消えるのか? 真相を追う/猪木の自宅初公開/テリーインタビュー/因縁の馬場vs上田は決着つかず/タモリさんがプロレス語る
1983/8/9号(No.1)
時代はプロレスの味方です。“カテイ人とカクメイ人”藤波&長州のプライベートタイムを襲撃
1983/8/16号(No.2)
さらに広げようプロレスのワッ。夏の暑さなんぞリングの熱さでワン・ツー・スリー
1983/8/23号(No.3)
タイガーマスクが引退表明!! タイガー、誰も君の孤独に気づいていなかったんだ……
1983/8/30号(No.4)
タイガーマスク引退決定!アントニオ猪木、タイガーマスクに“贈る言葉”。タイガー引退後の新日本構想。高田、タイガーの代役果たす
1983/9/6号(No.5)
MEXICO AHORA ルチャリブレ50周年記念
1983/9/10増刊号(No.6)
タイガーマスクをキャッチ!!深夜のインタビュー。ジャンボ、つぎはNWAだ!ジャイアントSは鶴田、天龍時代の幕開け
1983/9/13号(No.7)
さようならテリー・ファンク。「ジャパニーズ、ナンバーワン!」フィナーレで叫んだテリーの別れの言葉。鶴田、インターヘビー王者に
1983/9/20号(No.8)
カブキ来襲、出そろったジャイアントS。次期シリーズに賭けるライバル鶴田、天龍。ホーガンVSマサ斎藤
1983/9/27号(No.9)
“逆告発”でタイガー最大のピンチ。新日本存亡の危機!!大変革にレスラーたちの反応、そして藤波の胸中は…。UN王座に賭ける天龍源一郎
1983/10/4号(No.10)
タイガーマスク、素顔公開!! アントニオ猪木VS村松友視テーブルマッチ。“らつ碗”新間さん、健在です。ジャイアント馬場の1日警察署長
1983/10/11号(No.11)
カブキ、その秘めたるプロレス人生。維新軍団、新団体結成?! 山本小鉄、出直し構想を語る。タイガーマスク独占インタビュー第2弾
1983/10/18号(No.12)
長州軍につく谷津嘉章の造反理由。長州力“新団体”結成宣言で早くも出た11・3対抗戦第1弾
1983/10/25号(No.13)
正規軍の特攻隊・前田明の闘争宣言。アントニオ猪木VS村松友視テーブルマッチ
1983/11/1号(No.14)
ザ・スナップ・オン・全日本道中記。俺たちは勝たねばならぬ、長州力の勝魂。ホーガン、レイスに勝つ!
1983/11/8号(No.15)
来日謎のマスクマン、コブラ追跡。レイスVS鶴田NWA世界ヘビー選手権。上田馬之助インタビュー、佐山聡思い出のフォトグラフ
1983/11/15号(No.16)
400号、万歳!記念特大号。インタタッグ◎馬場&鶴田VSハンセン&ギャング、PWFヘビー◎ハンセンVS馬場、NWA・Jヘビー◎コブラVSスミスほか
1983/11/22号(No.17)
猪木の「闘魂ザ・ワールド」誌上再生。今週は両タッグリーグ戦前の一休み。で、オフ・ザ・リングスペシャル。テリー、マードック、猪木、鶴田、馬之助…新日、全日合宿所突撃リポート
1983/11/29号(No.18)
「オレと猪木の関係」ハルク・ホーガン。日テレVSテレ朝ディレクター対談。佐山聡、日本脱出の目的はゴッチ訪問だった
1983/12/6号(No.19)
MSG、世界最強タッグリーグ満載。“マネジャー”テリー・ファンクにインタビュー。マクマホンがTBSとドッキング、また持ち上がった新勢力の噂。“最強”タッグ大物外人レスラーにいろいろインタビュー
1983/12/13号(No.20)
全日本、新日本シリーズ旅日記。ハンセン&ブロディ組優勝へ一直線!増ページで両タッグリーグ戦ガッチリ
1983/12/20号(No.21)
MSG出場レスラーの「自己採点と反省」。最強タッグ、蔵前決戦へバク進。マクマホン、日本進出のTV作戦。返り咲き王者リック・フレアーにインタビュー。両タッグリーグおもしろ旅日記
1983/12/27号(No.22)
新年号!アントニオ猪木VS村松友視「テーブルマッチ」、ジャイアント馬場VS菊池孝「合同興行の可能性」。ハンセン&ブロディ最強タッグ優勝
1984/1/3&10合併号(No.23)
'84は新たな時代へ突入する!プロレス界、今年の課題は? タイガー・ジェット・シン、恐怖の素顔。ファンが選んだプロレスグランプリ各賞決定!! ジュニアヘビー級大戦争
1984/1/17号(No.24)
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