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オールカラー68ページで、2日間の全試合リポートのほか特別企画としてDOUKIの本誌初インタビューも掲載。
以下、巻頭リポートより。
◇ ◇ ◇
1・4東京ドームの試合後、内藤哲也みずから2本のベルトを手渡し、潔く飯伏幸太の手を上げて称える姿は、問答無用の美しさがあった。
美しいと言うとむず痒さもあるが、それでもやはり2人だけの時間が流れている空間は、嫉妬するほどに混じり気のない光景だった。
同年齢で、幼い頃からプロレスに真摯に向き合ってきた2人が、東京ドーム大会のメインイベントで対峙
する。デビューは飯伏が2年早く、キャリアの積み重ね方も異なる。ただ、ひとたび肌を合わせれば、呼応するように闘いは激しくなり、声を失うほどのエグい攻撃が見られたことも、一度や二度ではない。
かつて内藤に、「飯伏との闘いは危険すぎるのでは?」という趣旨の質問を投げ掛けたことがある。
内藤は少しばかりムッとしたように、つぎのように答えた。
「じゃあ絶対、ケガをしない攻防ってなんですか? いままでオレらが対戦して、どっちかが大ケガをしましたか? コイツならこれぐらいやっても大丈夫だろうっていう、レスラーとしての信用があるので」
表紙◎飯伏幸太、内藤哲也「万感の成就」定価591円+税
1・4東京ドーム〜IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル◎内藤哲也vs飯伏幸太「初心」
1・5東京ドーム〜IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル◎飯伏幸太vsジェイ・ホワイト「『神』への覚醒」
1・5東京ドーム〜SANADAvsEVIL「希望というギフトの足音が聞こえますか?」
1・5東京ドーム〜IWGPジュニア◎石森太二vs高橋ヒロム「ジュニアを背負いし者」
1・5東京ドーム〜NEVER無差別級◎鷹木信悟vsジェフ・コブ「刺激があるから負けられない」
1・4東京ドーム〜オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ「雨の解禁」
1・4東京ドーム〜棚橋弘至vsグレート‐O‐カーン「太陽はまた昇る」
DOUKIインタビュー〜太陽の裏側で