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ZERO−ONE3周年を記念した両国大会のメインイベント。試合後の光景には、切なさがこみ上げてきて仕方がなかった。左からのキック1発で橋本がピンフォールを奪ったにもかかわらず、長州はまるで「敗北」がなかったことのようにダメージをまるで感じさせずに立ち上がり、ひとりでさっさとリングを降りてしまったのだ。破壊王は右肩の容態がさらに悪化。試合後は、どちらが勝者でどちらが敗者かわからない。右肩、長州力、そしてハッスル。橋本にとっては、いまこそオーバーホールが必要なのかもしれない。3年間、先頭に立って必死に走ってきたのだ。少しぐらい歩みを止めてもバチは当たらない。(佐藤)
表紙◎橋本真也&小川直也「全力で走り続けて3周年 ハッスルしてもいいのかな?」定価450円
巻頭カラー・ZERO-ONE2・29両国〜橋本真也VS長州力「無情の雨に打たれて…」
新日本2・29名古屋〜IWGPヘビー級◎天山広吉VS鈴木みのる「これもまた新日本らしさ…。天山と鈴木のタイトル戦は、本能と本能のプロレスだった!」
中西学インタビュー「新日本、妥協するな!」
西村修と松井秀喜が再会「隣人と笑顔の再会」
闘龍門「EL NUMERO UNO」展望特集〜CIMA、望月成晃インタビューほか
NOAH2・23大阪〜小橋建太&丸藤正道&KENTAVS高山善廣&青柳政司&リッキー・マルビン「機は熟し、気も熟す」
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