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結局、長州力が選手に言いたいのは「文句があるんならマスコミに吐け口を叩くんじゃなくてリングで、その怒りを見せてみろ!」ということなのだ。しかし、それが選手に伝わらなかった。当たり前だ。それをダイレクトに言葉にして選手に言わないからだ。長州は思っている気持ちを万人にわかるように噛み砕いて話すのが苦手だ。感性で生きているからだ。感性が鋭いから、いくたの名言も生まれるのだが…。だから選手たちは感性で長州を推し量るしかない。それを感じ取れなきゃ、長州にとってはそこまでのレスラーなのだ。長州のインディー戦略は観客動員に結びつかなかったことで失敗に終わった。次回から会社側が話し合ったものを長州現場監督に打診しマッチメークが決まっていく模様だが、すべての原点は選手たちの意識にある。これまで通りの意識では、新日本プロレスは変わらない。どんなマッチメークでも凄い試合を見せるというのが、メジャーである証明だと思ったほうがいい。(安田)
表紙◎長州力「長州独裁体制はこのまま続くのか?」特別定価490円
中邑真輔の帰郷に密着取材「みんなが新日本のために、みんなが新日本を愛するように」
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▼ドキュメントNOAH物語 方舟航海日誌「ディファ有明“入場花道の進化論”」(23回)
▼北斗の部屋(22回)ゲスト・永源遙<2>
▼DRAGON NOTE(棚橋弘至)23回=新年一発目は韓流タナが焼肉屋で年末年始を振り返る。入場テーマCDの目標はチャート30位以内&打倒中邑!
▼ボーイズはボーイズ(斎藤文彦)=里村明衣子のセンダイは“ひとり”からはじまるプロレス。
▼巻頭コラム(本多誠)=小橋、曙に対するプライド。健介、ムシキングと闘う悩み
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▼今週の私的な事件簿(安田拡了)167回=猪木事務所が事実上の解散。新たに新日本にA・猪木担当の新部署が誕生する模様で、その担当責任者に猪木の兄・猪木快守氏が就くという噂
▼週プロ野郎(鈴木健)248回=「DDTで発生した緊張感…順調すぎる状況の裏で飯伏が続ける怖さとの闘い」
▼70'sクラシック研究(流智美)219回=地中海マルタ島出身のバロン・シクルナが試合運びに“気品”を感じさせた理由とは?
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▼DRAGON GATE広人苑(藤本かずまさ)88回=マジメ人間とトンパチの絶妙タッグ。CIMAのロドリック&ジャック評(後編)
▼かばレンジャー!!(89回)=渕正信
※NEW YORK NEW YORKと闘龍門THE FUTUREはお休みします