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今回、主催者は「遺恨」という言葉で、2人を力技でつなぎ合わせようとしたのだが、2人の立ち位置は離れすぎていた。「師弟関係」も「WJ」も「遺恨」も、いかなるキーワードも2人の接着剤にならなかった。たった1年半、されど1年半。この1年半という歳月は、想像を絶するほどの長い年月だったのだ。プロレス界に「絶対」という言葉はないが、健介&北斗の試合後のコメントを聞くかぎり、今後、健介と長州が再びリングで絡むことはないだろう。2人は「完全決別」という事態を迎えたようだ。今、心に浮かんでくるのは、新日本の師弟関係もWJ時代も、はるか遠くになりにけり、という思いだけだ。(本多)
表紙◎佐々木健介vs長州力「完全決別」特別定価490円
W-1 8・4両国〜W-1GPトーナメント1回戦◎秋山準vs柴田勝頼「誇れるプロレス」
W-1 8・4両国〜W-1GPトーナメント1回戦◎佐々木健介vs長州力「絶望的なまでにスレ違った再会はなんのための闘いだったのか――」
W-1 8・4両国〜W-1GPトーナメント1回戦◎グレート・ムタvs曙「プロレスを骨の髄までしゃぶり尽くせ」
新日本8・7大阪〜G1公式戦◎中邑真輔vs棚橋弘至「ハダカの感情」
新日本8・6大阪〜G1公式戦◎藤田和之vs棚橋弘至「絶対破壊」
新日本8・4福岡〜G1公式戦◎川田利明vs天山広吉「厳しさで乗り切る厳しい夏」
ZERO-ONE8・7後楽園〜火祭り優勝決定戦◎大谷晋二郎vs佐々木健介「笑顔と嬉し涙の火祭り」
マンスリー・バウトレビュー 2005年7月
仙女第1期生オーディションを前に里村明衣子を尋ねる「仙女の風景 東北の風情」
DRAGON GATE8・2お台場〜CIMAvs斎藤了「俺、CIMAやぞ!」
▼北斗の部屋(12回)ゲスト・日高郁人<3>▼DRAGON NOTE(棚橋弘至)12回=タナ、初の始球式で野球少年の夢をかなえる!▼ボーイズはボーイズ(斎藤文彦)=テリー・ファンクの埋めて掘り起こし、埋めて掘り起こすプロレス▼巻頭コラム(本多誠)=師弟関係もWJ時代もはるか遠くになりにけり▼クローズアップ=京平さんの見た秋山の凄み▼今週の私的な事件簿(安田拡了)145回=“元プロレスラー東城えみAV事件”に女子選手たちが怒りと悲しみの訴え▼週プロ野郎(鈴木健)226回=「女性アスリートが注目される中で同じ意識を持つ女子プロレスラーに逢った」▼70'sクラシック研究(流智美)198回=花道を戦場の一部へと一変させた、テーマ曲導入▼ZERO・1+MAX〜新所属選手たちの決意(7回)日高郁人=胸の中にある“外国人フロンティア精神”▼心とカラダのリハビリ日記(Hikaru)12回=今の豊田真奈美には負ける気がしない▼NEW YORK NEW YORK(斎藤文彦)62回=“バトルロイヤル”は本命アンドレが優勝▼DRAGON GATE広人苑(藤本かずまさ)67回=ストーカー市川が一軒家を購入。あと20年間は現役をつづける!?▼さすらい放浪記(TAJIRI)84回=Do your self自分をよく知ること▼ドキュメントNOAH物語 方舟航海日誌「馬場さんが憧れた力道山の腕時計」(4回)▼かばレんジャー!!(69回)=藤田ミノル