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新日本5・14東京ドームの全カードが発表された。今大会のラインナップについて言えるのは、最近のドーム大会に色濃かった格闘技色、猪木色がほとんどまったくといっていいほどないことだ。蝶野は、NOAH・三沢とのタッグマッチでの対戦を決め、さらに土壇場になって全日本の武藤参戦を実現した。さらには、橋本にも来場を呼びかけている。蝶野自身はこれまで「新日本の東京ドーム大会ではプロレスを見せたい」と貫いてきた。そういう意味では、三沢、武藤らメジャー団体のトップを一堂に集め、藤波、ライガーらプロレスの達人とプロレスの良さをアピールしようと狙う今度のドーム大会は、ひじょうに蝶野色の強い大会と言える。なんとかプロレスの凄さを見せたいと考え、メジャー3団体のトップ勢揃いを実現してしまった蝶野の情熱は凄い。プロレスに対する深い愛情と誇りを感じる。一つの大会で3団体のトップが見られる5・14ドームは、蝶野流プロレス・オールスター戦と言ってもいい。(本多)
表紙◎蝶野正洋&中西学「蝶野流プロレスオールスター戦」特別定価470円
蝶野正洋インタビュー「プロレスの凄さを見せつける!」
蝶野王国・特別編◎ゲスト=中西学「キングがさぐるエースのルーツ」
ディファカップ5・8有明〜タッグトーナメント優勝決定戦◎丸藤正道&KENTAvs日高郁人&藤田ミノル「強さとは、感動でもあった」
ディファカップ5・7有明〜タッグトーナメント1回戦◎丸藤正道&KENTAvsKUDO&飯伏幸太「KUDO&飯伏、歓声と悔しさ反比例」
河野真幸インタビュー「河野真幸のプロレスLIKE」
DRAGON GATE5・1博多〜川田利明vsストーカー市川「合成写真ではない!」
パンクラス5・1横浜文体〜鈴木みのるvs川村亮、佐藤光留「“プロ”ってなんだ!?」
ターザン後藤一派5・5清水〜小島聡&本間朋晃vsターザン後藤&清水の画伯「インディーに四冠王の洗礼」
▼蝶野王国(10回)ゲスト・ポイズン澤田JULIE<1>
▼NOAHがわかるNOAHがかわる(秋山準)46回=ブーイングを受けた力皇にエール。吹っ切らずに考えまくればいい!!
▼ボーイズはボーイズ(斎藤文彦)=ハッピーになったとたん天国へ旅立ってしまった“プロレスの申し子”。
▼巻頭コラム(本多誠)蝶野&三沢&武藤集結! 蝶野色に染まったドーム
▼今週の私的な事件簿(安田拡了)132回=エンセン井上と長州力が組む! 荒れる6・5後楽園ホール。この日からリキプロは大きく変貌する!?
▼クローズアップ=京平さんの見た「丸藤の成長」
▼週プロ野郎(鈴木健)213回=「プロレス界が誇る究極の『ソウルマッチ』。当時を見てきた渕が語る三沢VS川田戦」
▼70'sクラシック研究(流智美)187回=ラッド、ワフーらアメフトの一流選手が続々とプロレスラーに転向した事情…
▼NEW YORK NEW YORK(斎藤文彦)49回=“ドラゴン”に変身したスティムボード
▼DRAGON GATE広人苑(藤本かずまさ)54回=自衛隊に5年間も在籍。B×Bハルクの意外な履歴<後編>
▼メキシコ通信(小林和孝)19回=ハヤブサのメキシコ修行時代
▼かばレんジャー!!(56回)ダニエル三島