「村上さんに会ってホッとしました｣｡新日本退団の意思を表明して以来、初めて全幅の信頼を寄せる村上に会って、柴田はそう笑った。新日本時代の魔界倶楽部を通じて、柴田は村上を「同じ方向を向いている」男として深い絆を感じている。人生のターニングポイントといえる今回の新日本退団に際してもただ一人、村上にだけは相談をしていた。深い絆で結ばれた村上と柴田はこれからも行動をともにするつもりでいる――。

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