佐々木健介と北斗晶の健介ファミリーは、今やマット界の台風の目だ。その健介ファミリーに、16歳の“超新星”中嶋勝彦が加わった。健介＆中嶋は新日本５・３東京ドームに揃って出撃する｡｢究極の選択。すごい葛藤があった」ＷＪを退団した中嶋の健介ファミリー入りの苦悩を北斗はそう語る。中嶋サイドから健介ファミリー入りの打診が何度もあり、いよいよ断りきれなくなった時に、佐々木健介は北斗に「ウチで預かって一番大変な思いするのは、オマエだよ」とひと言だけ言った｡｢今は佐々木健介がトップを目指すことで精一杯。お金の面でもプロレスの面でも勝彦を育てる余裕はない」にもかかわらず北斗は健介と相談し、中嶋を預かることを決心した｡｢ここでウチが引き取らなかったら、勝彦は好きなプロレスを続けられない」北斗は自分のことを中嶋に「ママ」と呼ばせようとしている｡｢なぜかっていうと…」――中嶋の健介家ステイの裏にある、健介家と中嶋の心温まる話が続きます。続きは本誌にて。

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