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K−1戦士による史上初のIWGP王者が誕生した。サップは試合後「K−1のビースト」と、みずから属する共同体をハッキリさせた。これまでは、その愛くるしいキャラクターと相まって、どちらかというとプロレス界の超大型助っ人的な立場だったサップも、この日はヒールに見えた。興行的には協調路線にあるK−1だが、水面下では両陣営のしたたかな思惑が火花を散らし合っているのだ。IWGPとはインターナショナル・レスリング・グランプリの略称。そのスケールの大きさを、サップの戴冠が皮肉にも証明することになった。試合後、K−1陣営はこれみよがしに新日本のリングを占拠。そこへ現れた中邑が「調子に乗るな!」と釘を刺した。5・3東京ドーム。中邑よ、プロレスの覇権を奪回せよ!(佐藤)
表紙◎ボブ・サップ「何がK-1だ! プロレスの覇権奪回こそ、中邑真輔の至上命令だ」定価450円
新日本3・28両国〜IWGPヘビー級◎ボブ・サップvs佐々木健介「健介、最高! プロレス、最高!」
新日本3・28両国〜IWGPタッグ◎山善廣&鈴木みのるvs天龍源一郎&中西学「新日本、大問題」
新日本3・28両国〜U-30無差別級◎棚橋弘至vs村上和成「金網の中にはなかった棚橋のめざすプロレス」
本間朋晃インタビュー「全日本の中で本間流を確立したいんです」
ZERO-ONE3・26後楽園〜大谷晋二郎vs佐々木義人、vs佐藤耕平「ポジティブ・ファイティングZERO-ONE 大谷晋二郎の戦務遂行」
闘龍門3・28有明〜EL NUMERO UNO公式戦◎CIMAvs望月成晃「不完全なる完全決着」
プロレスラーのサイン特集
@小橋建太のサイン論
A長州力のサイン論
Bプロレスラーのサイン一挙公開
CCIMAのサイン解明
みちのく3・28仙台〜東北ジュニア◎ザ・グレート・サスケvsアトランティス「東北のベルトは東北にあるべきだ! サスケが大陸仮面を破り、歓喜の戴冠」
▼ヤスカクの今週の私的な事件簿(安田拡了)第74回=新日本はK−1にナメられているんじゃないかの声に上井氏が猛反発!
▼巻頭特集記事=プロレス界の子連れ狼 佐々木健介に時代を見る!
▼週プロ野郎(鈴木健)第157回=「これをやったらプロレスがこう見られる」…その責任を誰もとらない現実
▼週プロど真ん中カラー企画「プロレスラーのサインを一挙公開」
▼編集部発25時(湯沢直哉)「自分の気持ち本位」でプロレスをするために、新日本を離れたAKIRAの本音
▼検証・昭和の遺書(新間寿)第51回=梶原一騎の出した条件はコーナーポストに一気に跳び上がれるレスラー
▼私がお答えします(西村修)第28回=雑誌を売って儲けが第一にくるくだらない人間にならないで下さい
▼ボーイズはボーイズ(斎藤文彦)アメリカの“男の子”はやっぱりフットボール・プレーヤーなのか。
▼70'sクラシック研究(流智美)第138回=50歳を超えてから異例の来日回数急増!怪人ザ・シーク日本での“狂い咲き”の真相とは?
▼全国会場ガイド(第93回)埼玉・熊谷市民体育館