試合を終えてバックステージに意気揚々と戻ってきた健介は余勢を駆って、きたえ〜るの館外へと飛び出した。もちろん、札幌の外は一面、冬景色。こいつは絶好の“絵”が撮れる。本誌のカメラマンに「表紙だ、表紙！」と声を出さずに訴えた。それにしても、試合後の舌戦を聞いていて、健介のマイクがこんなにカッコいい！と思えたのは、いつ以来だろう。ここ何年間かは、何かしゃべれば滑りっぱなしで、ファンの失笑ばかり買っていたような気がする。しかし、今の健介は違う。雪の札幌、健介激情。そういえば、師匠・長州の面影はもうどこにもなかった。（佐藤）

▼ヤスカクの今週の私的な事件簿（安田拡了）第66回＝新日本の三澤威メディカル・トレーナーが警笛を鳴らす！
▼巻頭特集記事＝�@馬場七回忌追善興行にＮＯＡＨ「異議あり」�A新日本、雪の札幌、核心リポート　健介だ天龍だ、プロレスの凄みを見ろ！
▼週プロ野郎（鈴木健）第149回＝あなたは今の全日本、好きですか？　私はごく自然に「好き」と言えます
▼週プロど真ん中カラー企画「バレンタインデー特別企画　ハートフルギフト〜甘い贈りもの〜」
▼編集部発25時（本多誠）北斗は「ここで潰れるヤワな男なら、養育費もらってサヨナラだよ」と言って笑った
▼検証・昭和の遺書（新間寿）第43回＝柔道家・山下泰裕氏獲得の仮契約を祖父の鯛造氏としたが…暗礁に!!
▼私がお答えします（西村修）第24回＝ニセモノ、ニセモノ言ってる人はその人自身がニセモノです。
▼ボーイズはボーイズ（斎藤文彦）『セックスと嘘とヘッドロック』というノンフィクション小説。
▼70'sクラシック研究（流智美）第130回＝“狂乱の問題児”がなんとプロレス学校の校長に！キラー・ブルックス大転身の真の目的とは？
▼全国会場ガイド（第85回）東京・八王子市民会館