今週は、ドスJrが勝てば文句なしに表紙だっただろうが、わずか46秒でミルコのハイキックにやられてしまった。プロレスラーが弱いというより、ミルコが強すぎる。プロレス雑誌なのに、なぜミルコなのかという声も中にはあると思うが、プロレスラー敗北リストに名を連ねる以上、ミルコの存在をないものとして雑誌をつくるわけにはいかない。もちろん、ミルコとて生身の人間である。常勝はありえない。いつか必ずプロレス界が、預けっ放しになっている莫大な借金を、ミルコから返してもらう。それが、週プロ編集長としての私の見果てぬ夢。挑戦なくして、奇跡は起こらない。（佐藤）

▼今週の私的な事件簿（安田拡了）第51回＝新日本10・13東京ドーム大会は２種類の“闘魂”がぶつかり合う、新イデオロギー闘争だ。蝶野、永田スタイルが粉砕される歴史的な日になってしまうのか!?
▼巻頭特集記事＝10・13東京ドーム直前　真猪木軍のキャプテンのはずが…11月、新日本との17週契約が切れる　いつまでもいると思うな高山善廣！
▼週プロど真ん中カラー企画「新日本10・13東京ドーム直前企画〜過去に負けるな、新世代！　ドーム未来探し」
▼週プロ野郎（鈴木健）第133回＝好き勝手に見られるから「伝説」になる。我々は“嫌い勝手”に書いているのではない
▼編集部発25時（佐久間一彦）小橋と小川のカタイ関係は、そこいらの対抗戦以上に危険な香りに満ちている！
▼検証・昭和の遺書（新間寿）第27回＝私は猪木がアクラムの目に指を入れているのを見た！
▼私がお答えします（西村修）第16回＝私に、もし子供がいたらプロレス記者になりたい夢は反対
▼ボーイズはボーイズ（斎藤文彦）ハルク・ホーガンは意外にもトラディショナルな発想の持ち主なのだ。
▼70'sクラシック研究（流智美）第115回＝ＮＺ生まれの“タコのケイレン”が“スコーピオン”へ−サソリ固めのルーツ検証<上>
▼会場ガイド第69回＝秋田市立茨島体育館