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ZERO−ONEの7・6両国大会は興行的には大きな盛り上がりを見せつけた。メインの試合も破壊王が負傷を押して強硬出場したものの、内容的には真夏の最強タッグ決定戦を見ているようだった。やはり、そこに川田利明、というより全日本系列の選手が一枚加わると、どんなに荒れ模様になろうと、試合はプロレスとして成立する。そういう意味では、両国の陰の主役は川田だったといっていい。ところが、試合が終わってその日の夜に非常事態が発生。橋本が右肩を脱臼、それが全治6カ月の重傷だというのだ。表紙の写真をよく見てみると、たしかに橋本の右肩の骨が不自然に突起している。破壊王の負傷が及ぼす波紋はあまりにも大きい。
表紙◎橋本真也&小川直也「絶体絶命 どうなるOH祭り? どうする三冠戦?」特別定価470円
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