プロレスの強さに対する幻想、いや幻想などという不確かなものではなく、具体的な実績に基づいた絶対的な信頼感を獲り戻すためには、まずは、辛いことであるが、中西敗北という目の前の現実を正面から見据える必要がある。そこからしか何も始まらないと思うのだ。今週号の表紙が５年後、いや、もっと早く新日本にとって大きな意味を持ってくることを、私は信じて疑わない。（佐藤）

▼今週の私的な事件簿（安田拡了）第36回＝猪木の９・14「ジャングル・ファイト」のクルー「闘魂アマゾン協力隊｣(正式名称）の隊長には新間寿氏が就任！
▼巻頭記事特集（佐藤正行本誌編集長）＝中西よ、恥の向こうに新風景は見えたかい？
▼週プロ野郎（鈴木健）第119回＝多団体時代の武器は嗅覚。龍と龍の世代を超えた交配は天龍の渇望感を充たすか
▼中カラーブチ抜き企画＝デラプロ出張版スペシャル「ちょっと気になるフリーな女たち」
▼編集部発25時（安田瞳）あなたの中のＦＭＷは今…。ハヤブサの近況報告とともに
▼検証・昭和の遺書（新間寿）第13回＝あの時、私は…猪木が不憫になって鉄板を仕込んだシューズを作らせた
▼私がお答えします（西村修）第９回＝整形で顔を直すよりも罪は我にあることを自覚すべき
▼ボーイズはボーイズ（斎藤文彦）“プロレス少年”ウルティモ・ドラゴンがガーデンのリングに立った（前編）
▼70'sクラシック研究（流智美）第101回＝70年代の米マットは偽ブルース・リーだらけ。北京五輪を機に、出るか？本物中国人レスラー
▼会場ガイド第55回＝矢巾町民総合体育館