タップで拡大▼
(今週も「表紙は語る!」は休みのため「編集後記」を抜粋します)今回の健介報道に関しては、本誌ライターの安田拡了の独り勝ちといっていいだろう。今週号では、健介とライガーの対談取材までとってきた。編集長として、私はまいりました、と脱帽するしかない。かりにヤスカクがライバル誌の記者だったとしても、凄いものは凄い。それを認めるだけの器量を、私は持ち合わせているつもりだ。我々はプロレスが好きな分だけ、どうしても選手の、団体関係者の気持ちを最優先してしまう。それはそれで大切なことかもしれないが、我々は広報誌を作っているわけではない。マスコミという立場にあるなら、おかしいところはおかしいと批判するべきなのだ。それをやらずに選手を無条件で擁護、非はすべて他のマスコミに押し付けようとするやり方は、あさましいとしかいいようがない。ヤスカクとは雑誌作りの上でケンカもした。だが、これだけの仕事をしてくれたら、そのケンカもムダではなかったと、いま私はそう思う。(佐藤)
表紙◎中西学vsボブ・サップ「サップに尽きる!」特別定価490円
巻頭カラー 新日本10・14東京ドーム〜ボブ・サップvs中西学「怪物幻想の証明!」
新日本10・14東京ドーム〜蝶野正洋vsジョニー・ローラー「男vs女の結論…『性転換してこい!!』」
全日本10・14名古屋〜武藤敬司vs天龍源一郎「天龍、センスで天才に勝つ」
獣神サンダー・ライガーと佐々木健介が和解対談「2人がピュアな気持ちをぶつけた! そして…誤解は消えた!!」
「健介、辞表提出」の波紋は続く…長州力、怒りの反撃会見「公開討論? いいですよ、やります」
橋本真也インタビュー〜小川と抗争してた頃の熱さを取り戻したいんだ!
NOAH10・8盛岡〜GHCタッグ次期挑戦者決定戦◎小橋建太&志賀賢太郎vs本田多聞&井上雅央「ジェラシーに負けないジェラシーを背負う!」
テリー・ファンクインタビューinアマリロ〜全日本の歴史を作った男 名優に触れる喜び
新日本10・12後楽園〜鈴木健想&棚橋弘至vs中西学&ブルー・ウルフ「テッペン、一緒にいこうぜ!」
闘龍門10・8大阪〜ミラノコレクションA.T.&YOSSINO&“brother”YASSHIvsCIMA&ドン・フジイ&TARU「主役は俺たち!」
DDT10・10渋谷〜“菓子折り事件”の発端となった編集長リポート「DDTはどうしたら、取り上げてくれます?
?(新藤広報)」
下田美馬&三田英津子インタビュー〜郷愁を強襲せよ!
▼プロレスラー美男子烈伝(内館牧子)第81回=安生洋二▼巻頭特集記事(佐藤正行)=秋から暮れへ、プロレス戦国時代の行方 開戦、迫る!? 全日本VSZERO−ONE▼週プロ野郎(鈴木健)第82回=今、全日本の大阪でもっとも熱い男。荒谷信孝の忘れられぬインディー時代▼編集部発25時(本多誠)長井満也が10・19小島聡で「殴る蹴る」の真っ向勝負を仕掛ける本当の理由▼神に試された蝶野主義〜プロレスビジネスとは何か〜(安田拡了)第19回=「健介の苦悩」▼さすらい放浪記(TAJIRI)第10回=3日間、日本に帰ったら里心がついてしまった▼BOYS ARE BOYS(斎藤文彦)太陽ケアの「ぼくの日本語がもうちょっとベターだったら」という悩み。▼70'sクラシック研究(流智美)第64回=“初心忘れるべからず”―デビューした日の屈辱を24年後同じ会場で晴らしたレッド・バスチェン▼会場ガイド第18回=海峡メッセ下関