久々に女子プロレスが表紙を飾った。少なくとも私が女子を表紙にするのは初めてのことだ。だからといって女子プロを蔑視していたわけではない。団体単位ではなく女子プロレス全体というレベルで語れるだけのテーマが、最近なかったからだ。もっと女子の会場に足を運ぶべきだとの声もあるかもしれないが、たとえ会場に行かなくとも届くものは届く。伝わるものは伝わる。逆にいうと、それだけの遠心力が女子になければダメだと思っていた。その点、今回の豊田真奈美の華麗なる転身は私にも十分に伝わった。女子プロレス全体を巻き込むだけの大きな流れができあがったからだ。これなら、普段女子を見ないファンにも届くのではないか。女子プロは死なない。（佐藤）

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