今週号の表紙は文句なくＷＷＦで決まりである。取材規制が厳しく、日本のカメラマンはリングサイドから撮影できないという悪条件下ではあったが、望遠レンズだからこそ、会場の熱狂のなかでポーズを決めるロック、という抜群にいい絵を撮ることができた。はたして、あれを見て選手・関係者は何を感じたのか。それを全員に聞いてみたい。私はというとＷＷＦの予想以上にしっかりとしたプロレスに非常に衝撃を受けた。たとえエンターテインメントでも、それに負けないだけの試合内容を見せる。この姿勢は、日本の団体も学ぶべきだろう。君は、ＷＷＦを見たか！（佐藤正行）

▼プロレスラー美男子烈伝（内館牧子）第49回＝丸藤正道
▼巻頭特集記事（本誌特別取材班）新日本の激震は続く。どうなる、長州力の去就
▼週プロ野郎（鈴木健）第50回＝“次回”はあるのかＷＷＦ。そこでマクマホン家の肉声がほしかった
▼編集部発25時（湯沢直哉）中西学の本気の変身。自分なりのストロングスタイルをリングでみせてくれ!!
▼永田町ハセッション（馳浩）第37回＝５月２日の東京ドームがどうなるか？　蝶野に結果責任が問われるだろうね。良ければ、社長に！となるかもしれない。
▼毒針日記（ＴＡＫＡみちのく）第94回＝ＷＷＦ日本ツアー舞台裏（バックステージ）リポート！
▼ＢＯＹＳ　ＡＲＥ　ＢＯＹＳ（斎藤文彦）ＴＶで観たとおりのＷＷＦスーパースターズに純粋な“わーッ”。
▼70'Ｓクラシック研究（流智美）第33回＝殺人鬼コックスが危険な垂直落下技でも相手の首を折る大事故を防げた秘密