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かつて蝶野はnWoジャパンを率いていた時代、アントニオ猪木をアンチテーゼとしていた。というよりも蝶野の発言の中に“対猪木”が見えた時、私はその部分をことさら大きくクローズアップした。蝶野にはキャラクターという隠れ蓑があるため、どこまで本気でいっていたのかはわからないが、アントニオ猪木×蝶野正洋という対立概念はそのカラーが対極なため、私の興味をおおいにそそった。今回の武藤派の離脱について蝶野は、インタビューの中で語っているが、彼にとっての真の敵は猪木イズムであるべき。これからますます新日本が猪木色を強めていけば、必然的に蝶野はそのカラーと闘っていかねばならない。(佐藤)
表紙◎蝶野正洋「新日本対全日本、遺恨再燃! 真の敵は猪木イズム」定価450円
新日本1・24後楽園〜天山広吉&小島聡vs佐々木健介&西村修「天コジを忘れない」
蝶野正洋インタビュー「武藤派一派の連中も新日本上層部もみんなクソッタレ」
アントニオ猪木に単独取材「戦争しかないな。」
小橋建太インタビューinハワイ合宿「プロレスの座標 小橋の『イチ』」
石井館長インタビューA「ライバルはWWF!」
T2P 1・23後楽園〜ミラノコレクションA.T.&吉野正人&STEVIE“brother”TSUJIMOTOvs斎藤了&アンソニー・W・森&八木隆行「T2P、日本翻弄三昧!」
闘龍門1・24大阪〜UWA世界6人タッグ◎CIMA&ドン・フジイ&TARUvsマグナムTOKYO&ドラゴン・キッド&新井健一郎「ドン・フジイだ、文句あっか!?」
▼プロレスラー美男子烈伝(内館牧子)第44回=冬木弘道
▼巻頭特集記事(佐藤正行編集長)武藤派の電撃離脱から1週間――アントニオ猪木が来日「武藤よ、お前は格闘家じゃないのか?」
▼週プロ野郎(鈴木健)第45回=スーツ姿の邪道議員。「行動で示さなきゃ大仁田厚の存在理由はないよ」
▼編集部発25時(佐藤景)ノアに告ぐ。俺を怒らせるな。小橋復帰戦で大ドンデン返しをやらかすぞ(秋山)
▼永田町ハセッション(馳浩)第32回=石澤の“じょっぱり精神”はすばらしい。何があっても、あいつはプロレス界に欲しい人材だった。今、試合をしたいね。
▼あぁ、面倒臭い(桜庭和志)第26回=「豪傑! 下柳剛という男」の巻
▼70'Sクラシック研究(流智美)第28回=日本プロレスの要請で?“暗いシリーズ”への任務を完璧に遂行したJ・バレンタイン」
※BOYS ARE BOYS休載です