今週は、大谷晋二郎が三沢光晴とタッグ初対決をおこない、内容的にも面白かったと聞いたので、常識的にはそれを表紙にするべきなのだろう。しかし、成田会見で猪木が言った「面白くするために、怒ります」というひとことが引っ掛かった。折しも、先週号の週プロ愛モードのオンライン投票結果で、過半数のプロレスファンが“猪木否定派”だった。そういえば、読者からのメールでも最近は猪木批判がやたらと目につく。ＰＲＩＤＥやＫ−１の会場へ行くとＶＩＰ待遇を受ける猪木が、なぜプロレスファンにはこれほどまでに嫌われるのか？ これは考えてみるべきテーマであると思い、スキャンダラスなコピーだが「猪木はなぜ嫌われる？」を表紙とした。（佐藤）

▼プロレスラー美男子烈伝（内館牧子）第29回＝金村キンタロー
▼巻頭特集（佐藤正行編集長）週プロ愛モード調査で“否定派”が過半数！ 猪木はなぜ、嫌われるのか？
▼週プロ野郎（鈴木健）第30回＝猪木−橋本雪解けの中、バトラーツ冬眠へ…この結果が残した教訓
▼編集部発25時（湯沢直哉）師・大仁田をセミにおいて、田中将斗が締めるコンプレ興行11・11有明に注目
▼永田町ハセッション（馳浩）第17回＝俺が入場した時、花火が鳴らないのに永田と秋山の時に鳴ったから、俺たち、噛ませ犬かよって怒ったんだよね(笑)
▼毒針日記（ＴＡＫＡみちのく）第85回＝Ｋ−ＤＯＪＯ設立から１年。来春には日本興行
▼ＢＯＹＳ ＡＲＥ ＢＯＹＳ（斎藤文彦）＝ＷＷＦと“パンダのＷＷＦ”のきわめてシリアスな場外乱闘。
▼70'Ｓクラシック研究（流智美）第13回＝２度目の来日で突如抹消された“前歴”屈指のＮＷＡ王者ハーリー・レイスの信じ難い過去」