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K−1のリングでミルコ・クロコップに敗れて以来、沈黙を守っていた藤田和之。その間に聞くことはヤマほどあったが、当の本人がなかなか表に出てこない。そういう状態が続いた。加熱する報道の中で、闘った当事者はいったい、どんな気持ちでいたのだろうか。そうした中、ついに藤田が取材に応じるという。先週の13日に都内の病院で検査を受けた藤田はその足で地方へ治療に出かけた。体にガタがきていてもおかしくない。なんといっても、団体の枠を超えて、いつなんどきだれの挑戦でも受けるという精神を、体を張って証明してきたからだ。藤田はいまや新日本だけの王者ではない。それこそがIWGP本来の理念なのだ。(佐藤)
表紙◎藤田和之「10・8東京ドームで健介戦、実現! 沈黙破った藤田、再起!」
新日本9・16名古屋〜佐々木健介が公開スパーリング「猪木軍に挑戦してやろうかなと」
藤田和之インタビュー「プロレスでもなかなかない結末だった」
新日本9・16名古屋〜黒使無双&白使vs蝶野正洋&マイク・バートン「無双転生」
ZERO1 9・15有明〜火祭り決勝戦◎大谷晋二郎vs佐藤耕平「『火祭り』完全燃焼」
アメリカ同時多発テロ事件がプロレス界に及ぼした爪痕〜飛行機衝突から4時間半後、NYから送られてきた生々しすぎる現地リポートを掲載
谷津嘉章インタビュー「宿命」
バトラーツ9・14有明〜石川雄規&村上一成vsアレクサンダー大塚&田中将斗「支持率99人という審判」
全日本女子9・16お台場〜WWWA世界シングル◎伊藤薫vs中西百重「それでも勝ってほしかった!」
▼プロレスラー美男子烈伝(内館牧子)第25回=蝶野正洋
▼巻頭記事(佐藤正行編集長)A・猪木会長、藤田−健介戦が、新日本の“意志”です
▼週プロ野郎(鈴木健)第26回=「これから飛行機に乗ります…怖いよ!」TAKAのメールに胸が詰まった
▼谷津が語る「猪木VSK−1」は「プロレスVSPRIDE&K−1」へと…
▼永田町ハセッション(馳浩)第13回=健介は“こだわり”の強い男だから、深く考えすぎるんだよ。だから、俺とタッグ組んだ方が、おもしろいのにな
▼毒針日記(TAKAみちのく)第83回=運命の9月11日…俺はこの日を生涯忘れない
▼70’Sクラシック研究(流智美)第9回=「元横綱」輪島に短期間で寝技の高等戦法伝授。魔術師オコーナーコーチとしても魔術師